住宅ローンが支払い困難な場合

住宅ローンが支払い困難な場合、以下の対処法を検討することが重要です：

• 銀行に相談する

　まずは借入先の銀行に相談しましょう。

　返済条件の見直し（リスケジュール）を提案してもらえるかもしれません。

　具体的な方法としては、借入期間の延長、月々の返済額の減額、元本の据え置きなどがあります。

• 借り換えを検討する

　現在のローンを他の金融機関のローンに借り換えることで、金利が下がる場合があります。

　ただし、手数料や新たな審査が必要なため、慎重に検討しましょう。

• リースバックの活用

　所有する物件を第三者に売却し、賃貸契約を結ぶ方法です。

　物件を売却して現金化しながら、引き続きその物件に住み続けることができます。

• リバースモーゲージ

　自宅を担保にして借り入れを行い、月々の返済を利息のみにする方法です。

　元金の返済は契約者が亡くなった際に行います。

• 保険の適用

　団体信用生命保険（団信）が契約内容によっては、がんや病気で働けなくなった場合にローンをカバーできることがあります。

　契約内容を確認しましょう。

• 任意売却

　売却価格がローン残債を下回る場合でも、金融機関の承認を得て物件を売却し、残債は分割して返済する方法です。

• 個人再生手続き

　再生計画を裁判所に提出し、認められると住宅ローンの債務が減額される制度です。

　ただし、信用情報には事故情報が記録されます。

 

　やってはいけないこととしては、高金利の新規借り入れや督促の放置が挙げられます。　

　これらは状況を悪化させる可能性が高いです。

 

　支払いが難しくなった場合は、早めに対策を講じることが大切です。