· 

財産目録に書くべき項目

 財産目録に書くべき項目は、相続財産の詳細情報を明記することが重要です。

 以下は一般的な項目の例ですが、具体的な財産の種類や内容によって追加や修正が必要です。

 

預金:

  • 金融機関名・支店名
  • 口座種別
  • 口座番号
  • 口座名義
  • 預金残高

管理状況等

 

建物:

  • 所在地
  • 家屋番号
  • 構造
  • 床面積
  • 固定資産税評価額

管理状況等

 

土地:

  • 所在地
  • 地番
  • 地目
  • 地積
  • 固定資産税評価額

管理状況等

 

株式:

  • 銘柄
  • 株数
  • 証券会社・口座番号
  • 単価

管理状況等

 

有価証券:

  • 種類
  • 証券会社等
  • 口座番号等
  • 数量等
  • 金額

管理状況等

 

 このような情報をExcel形式で整理すると、財産目録の作成や更新が容易になります。

 以下は裁判所の提供するExcel形式のテンプレートを紹介します:

 裁判所COURTS IN JAPAN 書式集

 https://www.courts.go.jp/kyoto/saiban/katei/s_syosiki/index.html

 このテンプレートを使用することで、財産目録の作成が簡単に行えます。

 ただし、財産目録の作成に関する法的な相談や専門的なサポートが必要な場合は、弁護士や司法書士、行政書士に相談することをお勧めします。