遺産分割協議書の流れと必要書類

　遺産分割協議書を作成するまでの流れと必要書類についての要点です。

遺産分割協議書の作成までの流れ

法定相続人の確定:

• 被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本を取得し、家族関係を確認して法定相続人を確定します。

被相続人の財産の確定:

• 被相続人が所有していた財産を調査し、相続財産を確定します。財産目録を作成すると良いでしょう。

法定相続人全員で遺産分割協議:

• 法定相続人全員が遺産分割について話し合い、合意を形成します。遺産分割協議は四十九日法要後から開始されることが一般的です。

遺産分割協議書の作成:

• 法定相続人全員の合意内容を書面にまとめます。具体的な相続割合や遺産の分配について明確に記載します。

遺産分割協議書の必要書類

• 被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本
• 被相続人の住民票の除票または戸籍の附票
• 相続人全員の戸籍謄本
• 相続人全員の印鑑証明書と実印
• 相続財産に関する資料（登記簿謄本や預金通帳など）

　遺産分割協議書の作成にあたっては、相続人全員の合意を確実に得ることが重要です。

　また、遺産の相続割合や分配方法を明確に記載し、各相続人が必要な手続きを円滑に進められるようにすることが大切です。