「元利均等」と「元金均等」は、ローンの返済方法を示します。
- 元利均等(げんりきんとう):
元金と利息の合計額が一定である返済方法です。
借入初期は利息の割合が大きく、徐々に減少していきます。
元金の返済額は一定ではありません。
全体として、返済額は一定ですが、元金の返済が進むにつれて利息の支払いが減少し、元金の支払いが増加します。
- 元金均等(げんきんきんとう):
元金の返済額が一定である返済方法です。
返済期間中は元金の返済額が一定であり、利息の支払いは元金の残高によって変動します。
元金の返済が一定であるため、返済期間中に元利金の合計額が徐々に減少していきます。
図表2では、左側が元利均等の返済方法を示し、右側が元金均等の返済方法を示しています。
また、シミュレーションによると、金利上昇時には元利均等と元金均等の返済方法によって総返済額に差が生じることが示されています。
金利が上昇すると、元利均等の場合は総返済額が増加しやすい一方で、元金均等の場合は影響が少ない傾向があります。
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