紛争の概要:
- 平成14年6月、Zの媒介で、Yから土地を6,600万円で購入する売買契約を締結。
- Xが引渡し後、地面にコンクリートや煉瓦の破片が露出していることを発見し、がら混じりの土地に対し土の入替えを主張。
- Xが専門業者による地盤調査を行い、全体にがらが混じっていることが判明。
- Xが土の入替えを求め、Yは敷地内の土の入替えを一切行わないと回答。
調整の経過:
- 8回の調整を経て、Yは土地を購入して分筆し、1区画をXに売却。
- Yはがらの撤去と杭打ち工事費用(約438万余円)の支払いを拒否。
- Zは媒介業者としての調査義務を否定。
和解の内容:
- 費用負担の調整が難航したが、委員の提示により、Yが150万円、Zが20万円を支払うことで和解成立。
まとめ:
- 土地購入後の問題発生により、がら混じりの土地に対する争いが発生。
- 調停委員を介しての調整が継続され、最終的にYが150万円、Zが20万円の費用負担で和解が成立。
- 和解により紛争が解決され、当事者間で納得のいく合意が得られた。
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