- 築20年程度の中古戸建は土地代だけで買える:
中古戸建は20~30年で不動産価値がゼロになり、解体を前提とした「古家付き土地」として売られることが多い。
そのため、土地代のみで購入可能であり、購入コストを抑えてリノベーション費用に充てることができる。
状態の良い家を見極めれば、耐震補強工事や劣化部分の補修などを行い、長く住み続けることができる。
- 大手ハウスメーカーなど、強い構造にこだわった会社の家は古くても耐震性が期待できる:
剛性の高い構造の家を建てている会社の家は、現在の建築基準法の改正以前に建てられた場合でも耐震基準を満たしていることが多い。
例えば、2×4工法や軽量鉄骨造、重量鉄骨造などは耐震性が高い。
- 軸組工法の中古戸建は間取り変更などリノベーションの自由度が高い:
柱と梁で構造が組まれている軸組工法の家は、壁を取り払って間取りの変更が容易。
- 要注意!住宅ローンを組めない物件がある:
再建築不可、要セットバック、建ぺい率・容積率オーバーなどの条件を満たさない物件は住宅ローン融資を受けられない可能性が高い。
ただし、制約がある土地は価格が比較的安い傾向があるため、コスト面で魅力的である。
- 資料だけで判断せず、現地を訪れると魅力ある中古戸建に出会えることも:
地図や間取り図だけでは物件の魅力が十分に把握できない場合があり、現地を見ることが重要。
特に旗竿地や変形地、擁壁上の土地などは価格が抑えられる可能性が高いが、良さが見逃されがちな物件もある。
- 中古戸建の購入前には専門家に家をチェックしてもらおう:
建物の状況や欠陥を確認するために、一級建築士やホームインスペクターなどの専門家に現地を見てもらうことが重要。
築古の家は図面がない場合が多く、現地での確認が必要。
設計担当者との打ち合わせを通じて、リノベーションの構想や打ち合わせを行うことも有益。
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