築古マンションを購入する際の注意点

　築古マンションを購入する際に知っておくべき注意点をまとめます：

修繕積立金と管理費の金額をチェックする:

• 広告に記載されている修繕積立金の金額が適正かどうかを確認する。
• 専有面積あたりの修繕積立金額が国土交通省のガイドラインに基づいて設定されているかを確認する。
• 管理費の金額もチェックし、予算内で管理状況が適切に維持されているかを確認する。

管理の状況がわかる資料を確認する:

• 管理組合の活動資料や会計書類を取得し、修繕積立金の貯まり具合や管理状況を確認する。
• 竣工時の設計図書や大規模修繕の履歴が残っているかを確認する。

　ただし、築古物件ではこれらの資料が揃っていない場合もある。

給排水管の更新の有無を確認する:

• 築30年以上の築古物件では給排水管の更新が必要となる場合があるため、専有部分の配管が更新されているかを調査する。
• 水漏れのリスクを軽減するため、管理組合での配管更新が行われているかを確認する。

火災保険に特約を付ける:

• 火災保険に個人賠償責任保険の特約を付けることで、水漏れなどの際の補償を確保する。
• 管理組合で加入している火災保険に特約が付加されているかを確認し、個人で加入する場合は特約をつけることを検討する。

　これらの注意点を踏まえて、築古マンションの購入を検討することで、安心して暮らせる物件を見つけることができます。