不動産売却に関連する税金

不動産売却に関連する税金は主に以下の4つです。

• 譲渡所得税（復興特別所得税を含む）:

　不動産の譲渡益に対して課税される。

　保有期間により税率が変動し、自宅の場合は6000万円以下の課税譲渡所得に低い税率が適用されることがある。

• 住民税:

　不動産の譲渡益に対してかかる税金。所得に応じて課税される。

• 印紙税:

　不動産の売買契約書に印紙で貼り付けられる税金。

　契約金額に応じて課税され、2024年3月31日まで軽減税率が適用されている。

• 登録免許税:

　所有権の移転に伴う変更登記時にかかる税金。

　土地と建物それぞれに対して1筆につき1000円が課税される。

　これらの税金以外にも、不動産売却に伴う手数料、測量費、建物の取り壊し費用などが発生することに留意する必要があります。

　譲渡所得税と住民税は売却益が出た場合にかかるものである一方で、印紙税と登録免許税は損得にかかわらず発生する点に留意が必要です。