共有名義の不動産に関する情報をまとめました。
1-1. 共有名義の不動産とは
共有名義の不動産とは、複数の人が共同所有する不動産のことを指します。
それぞれの共有者には「共有持分」という割合的な権利があります。
共有名義の不動産は共有者全員の同意なしに売却することはできません。
1-2. 共有者の権利と同意の範囲
共有者は保存行為や使用については個別に決定できますが、管理行為には過半数の同意が必要であり、処分・変更行為には全員の同意が必要です。
1-3. 共有持分だけなら自由に売却できる
共有者は自身の共有持分に関しては自由に売却できます。
他の共有者の同意は不要であり、通知する必要もありません。
共有名義不動産の売却方法
共有名義の不動産を売却する方法としては、共有者全員の同意を得て売却する方法と自分の持分のみを売却する方法があります。
共有者全員の同意を得て売却する場合は手続きが複雑になることがあります。
共有名義不動産の売却の必要書類
共有名義不動産全体を共有者全員の同意を得て売却する場合の必要書類には、登記識別情報、地積測量図、境界確認書、身分証明書、印鑑証明書、住民票、実印などが含まれます。
共有名義の不動産に関わる売却や手続きについて、しっかりと法的な規定や手順を確認することが重要です。
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