背景と事例:
- Kさん(60代男性)が相談に来る。
- 父親は亡くなり、母親は90歳で実家に住んでいる。
- Kさんは他県に住んでいるが、毎月母親を見に帰省している。
- 姉が結婚しており、実家は長男のKさんが継ぐことが育てられてきた。
母親の状況:
- 母親が転倒して骨折し、入院していた。
- その後、介護施設に入居し、実家に帰ることが難しくなった。
- 実家での生活よりも、専門家の介護を受けている介護施設での生活に慣れてきた。
遺言書の問題:
- 母親が姉夫婦に遺言書を書くよう指示され、姉夫婦の指示通りに書かれた。
- 遺言書は姉とKさんに実家を2分の1ずつで相続させる内容。
次の遺言書を作成:
- Kさんは母親と話し、母親の本意を確認。
- 母親の意思を尊重して、新しい遺言書を作成。
- 新しい遺言書が優先されるため、母親の意思が反映される。
公正証書の検討:
- Kさんは自筆の遺言書の無効や取り消しの可能性を懸念。
- 母親は認知症でなく、意思が明確であるため、公正証書遺言が安心。
- コロナが落ち着いたら施設に行けるタイミングで公正証書を作成したい。
アドバイス:
- 母親に公正証書遺言を作成することを検討する。
- 自筆の遺言書は検認が必要で無効になる可能性があるため注意。
- 母親の明確な意思を尊重し、公正証書遺言にすることをアドバイス。
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