1. 相続手続きの中で最も面倒な作業は書類収集:
相続発生時には20種類以上もの書類を収集する必要があり、その手続きが非常に複雑で大変な作業である。
2. 書類収集の方向性:
- 役所で取得するもの(戸籍謄本、住民票の除票、相続人の住民票や戸籍、印鑑証明書など)
- 都税事務所・県税事務所で取得するもの(固定資産税評価証明書など)
- 法務局で取得するもの(土地の謄本など)
- 金融機関で取得するもの(預金口座の残高証明書、取引明細書など)
3. 銀行の遺産整理業務:
銀行は書類収集の業務を代行するサービスを提供しており、これを利用することで手間を省くことができる。
ただし、サービス料が1.65〜2.2%かかる。
4. 遺産整理業務の具体例:
1億円の遺産に対して、サービス料は165~222万円かかる。
具体的な不動産や現預金の例を挙げて、その金額を計算している。
5. まとめ:
相続手続きにおいて最も手間のかかる作業は書類収集であり、外部の専門家に頼むことで手間を減らすことができる。
ただし、その際にはサービス料が発生するため、自分でできる場合とのバランスを考える必要がある。
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