相続財産とは

相続財産にはプラスの財産とマイナスの財産が含まれます。

「プラスの財産」には以下のようなものがあります：

・現金や預貯金 ・不動産（土地や建物）

・株式や債券などの有価証券

・家財や家具、自動車などの動産

・生命保険金や死亡退職金

「マイナスの財産」は主に借金や未払金、保証債務などの債務を指します。

相続財産を調べる際には、以下の方法が役立ちます：

・不動産の調べ方：固定資産税の明細書や固定資産税評価証明書、 市町村役場の固定資産税名寄帳などを確認します。

・預貯金・株式の調べ方：取引金融機関に残高証明を発行してもらったり、取引のある証券会社から取引残高報告書を確認します。

・生命保険金の調べ方：保険証券や保険会社からの通知を確認し、必要に応じて保険会社に問い合わせす。

・債権・債務関係の調べ方：個人の借入金については信用情報機関に照会し、遺品の中から契約書などを調べて把握します。

　相続財産を正確に把握するためには、遺産の整理や専門家の助けを借りることも大切です。

　早めに遺産相続の手続きを進めることで、円滑な相続手続きができることを覚えておきましょう。